みなさん、こんにちは。TECO Designのうめもんです！

めでたいことに、ジョブカン給与計算が3周年、おめでとうございます。なんと3周年記念企画までやらせていただいて、うめもん感激です…
もう記念ページや、動画はご覧いただけましたでしょうか？

さて、今回のトピックは「インターネットバンキング対応」です。

＃インターネットバンキングとは

給与振込日、銀行に並ぶのはもう終わり✋　

個人でインターネットバンキングを利用するのと同様、法人もインターネットバンキングを利用してオフィスにいながらにして振込業務を完結させることができます。インターネット接続を利用した金融取引サービスで、「オンラインバンキング」とも呼ばれることがあります。様々なメリットがありますが、窓口やATMまでいちいち出かけなくても取引ができる点が最大の魅力です。

＃インターネットバンキングに必要なもの

私はパソコンが苦手で…
デジタルはどうも…

そんな人はまだまだ多いのが実情ですが…実はそんなに難しいことではありません。ログインして、なにかインターネットショッピングをしたことがある程度の理解でOKなんでです。

法人がインターネットバンキングに必要なものは下記2つだけです。

①御社と金融機関との間のインターネットバンキング利用契約
各金融機関が提供しているプランを契約する必要があります。

②振込データ（全銀データ、FBデータともいう）
給与計算システムから出力された振込を指示するための専用データが必要です。

②振込データを①金融機関の提供する画面にアップロード（取込み）することで、振込予約ができるという流れです。

＃振込データの作成方法

当社で導入支援に力を入れている各種クラウド給与計算システムでは、いずれも振込データを簡単に取り出すことができます。もちろんジョブカン給与計算もです。毎月の給与計算を終えて結果を「確定」すると、振込データをクリックひとつで作成することができ、振込業務を省力化できるというわけです。

しかもこの機能は標準プランとして用意されているのが素晴らしいところ。特別プランや上位プランを契約するようなことは不要です。

確定されたあとに金額の手入力作業が一切なくなりますから、振込金額を間違える余地もありません。単なる効率化、コストカットだけでなく、ヒューマンエラーの防止という意味でも大きな意味があります。

＃中小企業の振込の実態

さて、そもそも中小企業では、複数の振込元会社口座を保有しているケースが多いです。会社として地方銀行とお付き合いするということもあるでしょうが、できるだけ従業員にも同じ銀行で口座を持ってもらい、同じ銀行間で送金することで手数料を節約できることが大きなポイントです。

＃ジョブカン給与計算システムではどうなるか

極限まで手数料を削減するための「複数の振込元銀行に分割して振込データ」は作ることができるのでしょうか。
①給与・賞与振込、②住民税振込の順に詳しくみてみましょう。

①給与振込
まず事業所マスタで、振込元会社口座を複数登録しておくことができます。

この次に、従業員マスタの中で従業員ごとに口座・支払情報を設定します。ここで、振込元会社口座を選択しておきます。なるべく同一行内の振込になるように、振込先口座と振込元会社口座をリンクさせておくのがポイントです。

給与確定後に振込データをダウンロードすると、自動的に複数の振込データを取得できます。圧縮されたZipファイルをダウンロードできますので、自分のパソコンで開いてみてください。

振込データの中身まで開いて確認しないと、どの銀行に送信する内容なのかが分からない点がやや惜しいのですが、スムーズに、最安の手数料で従業員の給与振込ができます。

TECO Designでは他にfreee人事労務やマネーフォワードクラウド給与といったクラウド給与システムの振込データについて検証しましたが、ここまできめ細かな紐づけをできるクラウドはジョブカン給与計算だけでした！

②住民税

住民税振込データを作成する際に、どの口座から振り込むのかを選択できます。退職金にかかる住民税を納付する場合も、給与から控除した住民税の振込データに追加して納付することが可能です。

＃おわりに

いかがでしたでしょうか。

限られたリソースを最大限活用して効率的に仕事をする、というのが少子高齢化社会において、ますます重要になってきています。IT化・ペーパーレス化・クラウド化はこれらを強力に推し進める武器であり、もはや避けられない流れです。一緒に使いこなしていきましょう！