導入した勤怠管理システムをスムーズに社内浸透させるには?
Excel(エクセル)や紙書類による勤怠管理をやめ、新しい管理システムの導入するとき、担当者は「従業員の利用浸透をどう進めるか」で悩むことも多いでしょう。
そこで、こちらの記事では新しい勤怠管理システムをスムーズに社内浸透させるためのポイントをご紹介します!(※『ジョブカン勤怠管理』を導入する場合の解説です)
丁寧に社内運用の見直し・システム設定しよう!
ジョブカン勤怠管理の特徴の一つに、「お客様の理想の運用に合わせたカスタマイズができること」が挙げられます。
ですから、利用を開始する前にまずは現在の管理ルールを整理、今後の管理ルールを策定し、「理想の運用」の形を明確にしましょう。
整理する際のポイントを、いくつかご紹介します。
1.打刻方法
ジョブカン勤怠管理では、以下の打刻方法からお好みに合わせてお選びいただけます。従業員がなじめそうな方法を選択しましょう。
- ICカード打刻
- 指静脈打刻
- Slack打刻
- LINE打刻
- PC打刻
- モバイル打刻(GPS)
例えば、これまで紙のタイムカードを利用していた場合は、従業員側の動作があまり変わらない「ICカード打刻」がなじみやすそうですよね。
また、普段からチャットツールで社内コミュニケーションを行っている場合は、「Slack打刻」がおすすめです。
2.社内ルールの確認・設定
ジョブカンを導入すると、これまで紙やExcel、メール等でやりとりしていた各種申請・承認や管理をシステム上に移行することになります。システムで管理するためにも、改めて属人化しているルールを見直す必要あるでしょう。
もしお困りのことがあれば、カスタマーサポートも気軽にご利用ください。ジョブカンでは、電話・メール・チャットでお問い合わせを受け付けております(※サポートは無料です)。
3.出勤簿画面のカスタマイズ
ジョブカン勤怠管理では、日々の打刻を一覧で確認できる「出勤簿画面」をカスタマイズできます。
「情報が散らばっていて見づらい……」という状態にならないように、出勤簿画面は見やすく、必要項目のみ表示するといいでしょう。
「シンプルに打刻と遅刻早退判定だけ表示する」「モバイル打刻の社員が多いので、打刻備考(打刻住所)も表示する」など、自分好みにカスタマイズ可能です。
運用開始前に説明会を実施
システム導入により、従業員にも「楽になった!」と思ってもらえるよう、事前の丁寧な共有が重要です。導入するシステムが決まったら、運用開始前に社内向けの説明会を実施しましょう。
ジョブカン勤怠管理では、従業員向けマニュアルや説明動画をご用意しています。
これらを活用しながらジョブカン勤怠管理の使い方、および運用ルールについて周知していただくといいと思います。
また、例えば部署内のメンバーの勤怠管理を部長が行う場合などは、別途管理者向けの説明会を実施することもおすすめします(グループ管理者向けのマニュアルもございます)。
場合によっては、1週間ほど従来の管理方法と新しいシステムを併用し、徐々に慣らしていくのもいいでしょう。
システムに関する問い合わせ窓口の周知
修正や対応は、特定の権限者にしかできないよう設定していることもあるでしょう。その場合、あらかじめ「システムに関する問い合わせは人事労務グループの●●さん宛に」などと周知しておく必要があります。窓口を周知しておけば、問い合わせの回答に手間取ったり、重複したり……、といった工数を削減できますよ。
新しい勤怠管理システムを導入した際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。