【連載:認定コンサルタントインタビュー】活力ある職場づくりをワンストップでサポートする:富山中央社会保険労務士法人
連載企画: 富山中央社会保険労務士法人様へのインタビュー記事になります。
(富山中央社会保険労務士法人様 HP:https://chuo-sr.com/ )
富山県富山市を中心に、企業に勤める方の働きやすく、長期的に安心して働くことが出来る職場環境の整備を10年以上支援し続けてきた富山中央社会保険労務士法人様。 顧問先様は製造業、建設業の方が多く、就業規則を独自のルールで管理されている企業様も。 ジョブカン導入を機に労働管理の見直しをおこない、その後も安定した運用を保つ”導入のコツ”をお伺いしました。
- Q.ジョブカンを使い始めたきっかけを教えて下さい
- Q.顧問先様側でよく挙がる課題や、どのような経緯でシステム導入を決定される場合が多いかを教えてください
- Q.ジョブカンを顧問先に導入して、貴社業務が効率化された等の変化がありましたら教えて下さい
- Q.顧問先様のジョブカン導入前の状況、導入後の変化を教えて下さい
- Q.導入してよかったというお声や、こういう機能が提案に役立ったといったことがあれば教えてください
- Q.顧問先様へどこまでジョブカンをご提案し、どこまでお手伝いされるか等、ご案内のコツを教えてください
- 設定をお手伝いされる際に、困ったことはありませんでしたか?
- 認定コンサルタントになって感じられた効果や、提案時の顧問先様の変化などあれば教えてください
- 今後のご展望を教えて下さい。
- インタビューを振り返って
Q.ジョブカンを使い始めたきっかけを教えて下さい
当時(4年程前)は、まだまだ紙のタイムカードを毎月エクセルなどで集計している顧問先も多く、顧問先にてまとめられた勤怠情報のチェック→給与計算を進めることにすごく時間がかかり、勤怠の自動化が課題であると感じていました。
その時にジョブカンの案内を見て、問い合わせ後の対応の早さ・ランニングコストかからず始められる手軽さでパートナー制度に登録をしました。
Q.顧問先様側でよく挙がる課題や、どのような経緯でシステム導入を決定される場合が多いかを教えてください
有給休暇の管理について各社員ごとに管理していく事の煩雑さを解決する方法としてジョブカン勤怠管理の提案をすることも多いです。
そのほかタイムカード集計の煩雑さの解決、時間外労働の適正管理方法の解決など導入の経緯は様々です。
給与の電子明細機能が追加料金なしで利用できるのも非常に有難く思っています。
Q.ジョブカンを顧問先に導入して、貴社業務が効率化された等の変化がありましたら教えて下さい
給与計算業務を請け負っている顧客にはなるべくジョブカン勤怠を導入するようにお願いをしており、勤務データが自動集計されるので当法人の生産性も向上しました。
また、最近はジョブカン給与計算もセットで提案することによって、さらに作業時間を大きく減らすことができました。
Q.顧問先様のジョブカン導入前の状況、導入後の変化を教えて下さい
給与計算等の事務部門の生産性が向上したのはもちろんとして、残業申請等の運用を厳密に行うことによって、利用している社員さんたちの時間当たりの生産性に対する意識も向上しているように感じます。
また、システムを導入したことでこれまで曖昧になっていた長時間労働を数字化したり、労働時間の定義をしっかり提示することで未払い賃金が解消されたケースもあり、従業員の方からも”導入しなければよかった”という声はなく、納得感も増していきました。
Q.導入してよかったというお声や、こういう機能が提案に役立ったといったことがあれば教えてください
会社内で代表者が給与計算をおこなっているケースがあり、勤怠データの集計に苦労していたところ、ジョブカン勤怠管理を使って自動で集計できたことで毎月の膨大な業務量から解放されたと喜ぶ声をいただきました。
複雑な業務で属人化してしまっていたところを解決させるためにも、サービス導入は役立つと思います。
Q.顧問先様へどこまでジョブカンをご提案し、どこまでお手伝いされるか等、ご案内のコツを教えてください
顧客の労務管理の課題の応じて提案内容は変わりますが、導入について原則必ず当事務所でお手伝いを行います。
適正な労働時間管理、給与計算が出来るように通常5回程度の打ち合わせをおこなっており、労働管理の把握と是正を経て初期設定を承ります。現在の労務管理の方法をヒアリングさせていただき、運用に問題が起きるような企業独自のルールは見直しをおこない、サービスに合わせて改善しています。
そうすることで、私たちもしっかり会社の状況が把握でき、今後の運用に向けた整理ができるので導入後も安定的に使っていただけています。
設定をお手伝いされる際に、困ったことはありませんでしたか?
パートナー制度の特典である勤怠管理の無料アカウントを活用したり、マニュアルを見て勉強しながらお客様の設定を進めました。
始めは機能が多く大変だったと思いますが、主要な設定方法について学習ができるジョブカン検定にも取り組むなどして知識をつけていきました。
認定コンサルタントになって感じられた効果や、提案時の顧問先様の変化などあれば教えてください
当法人では2名のスタッフが認定コンサルタントになりました。導入のお手伝いをすると利用方法や設定方法などについて当法人に直接問い合わせが来ることも多く、認定コンサルタントであることによってより顧問先の安心も得られるように思います。
受験後に知れた運用方法などもあり提案の幅も広げられました。
※認定コンサルタント…ジョブカン検定に合格された士業の方を呼称する会員名称です。ジョブカンの初期設定代行可能レベルであることを表します。
今後のご展望を教えて下さい。
顧問先の労務管理部門のデジタル化を推進、支援していく事は、社会保険労務士の現代的な使命だと感じています。10年先の未来はなかなか予想しがたいものがありますが、まずは目の前のお客様の課題をジョブカンなどのツールを活用しながら解決していく支援を継続していきたいと考えています。
インタビューを振り返って
顧問先様の導入後~運用までをしっかり見据え、初期設定から親身にサポートされていらっしゃる様子が伺えました。
得意とされている助成金を解説するYouTubeチャンネルの企画など新たなお取組みも進めていらっしゃり、率先してデジタル化をとり入れていかれる姿勢は、今後も多くの企業様から求め続けられると感じました。
富山で社労士をお探しの方はぜひご相談ください。